佐渡市の代表的な観光地の基礎的な知識と、英語でどのようにそれぞれのスポットや項目に対してガイドをすれば良いのか、佐渡の人気ベテランガイドの実例をみることで学ぶことができます。
佐渡に来られる外国人の方は、国内の主要な観光地をすでに訪れているリピーターの方がほとんどです。
ご案内の際には、佐渡に関することだけでなく、日本の一般的な伝統や習慣に関する質問を受けることがあります。
日本人には気が付かない視点で見ていますので、当たり前に過ごしてきたことでも、あらためて聞かれると答えに窮することがよくあります。
そんなときに I don't know. と言わないで対応するためにも、自分なりの考えや解釈などを伝えることができるように、これからも継続した学習を続けてください。
ご案内する内容には歴史も関わってきますので、日本史の年代がお客様の国の年代のいつごろに相当するかを解説すると分かりやすくなると思います。
また、特定の場所の案内用に、パネルにした画像や写真(例えばトキのエサとなる水生動物など)などの小道具を準備しておくと役にたちます。
※動画研修で紹介をしていた長谷寺では、保健所などがウサギの飼育数が増加したことを問題視したため、寺側に対してウサギの去勢や避妊の条件提示を受けましたが、仏門に通じる住職さんとしては、生き物にそのような扱いができないという苦渋の決断により、飼育を断念されたそうです。(2021年4月現在)
※英語のスクリプトはPDF資料に載っています。最初のチャプターに、すべてのチャプターの資料が載っています。PDF資料はダウンロード、プリントアウトができます。
※修了試験の受験は任意です。合格するまで何度でも受験することができます。知識の定着のためにご活用ください。
【講師紹介】
塚越タカユキ
◆経歴
機械工学学士(工学院大学夜間部)
MBA国際ビジネス(Xavier University, オハイオ州)
90年代米国企業でエンジニア(物流・自動車生産ライン溶接機器)、Xavier University (オハイオ州)で日本語教育講師や
米国企業向け異文化教育、JETプロモーション(デトロイト領事館)に携わる。
2000年帰国後、母親の出生地である新潟県佐渡が島にIターン。
MIJインターナショナル代表
◆資格
全国通訳案内士
総合旅行業務取扱管理者有資格者
日本語教育能力検定試験合格者
英検一級
佐渡市は、新潟県西部に浮かぶ離島で、沖縄本島に次いで日本海側最大の大きさです。佐渡の気候は海洋性で四季の変化に富んでおり、文化、グルメや自然など、歴史的にも地理的にも「日本の縮図」と言われるなど、魅力あふれる観光スポットをお楽しみいただけます。
生物多様性を保全している農法や景観を認定する世界農業遺産(GIAHS)の取り組みや、豊かな自然を保全・保護し地域資源として活用する日本ジオパークに認定されています。
現在は1989年の操業停止まで約400年近く採掘が続いた佐渡金銀山を、世界文化遺産への登録を目指しています。
金銀山とその関連施設、佐渡の成り立ちの話は、説明に技術的な内容が伴い難しいと思うのですが、写真やイラストを使ってわかりやすく説明されていました。
それぞれのセクションが簡潔で、英語もわかりやすく 大変参考になりました。 海外でその時何が起こっていたかの情報も、大変いいと思いました。ありがとうございました。